2020年7月11日土曜日

44 - Your Obedient Servant 和訳

ハミルトンの政敵への一票によって、大統領の座を逃したアーロン・バー
どこまでも自身の前に立ちはだかるハミルトンに向け、ついにある決意を固めます




バー:どうしてハミルトン、
 
   傲慢で、移民で、孤児で、私生児、
 
   尻軽女の息子が、どうしてトマス・ジェファソンを支持したんだ
 
   あいつの敵だろ!
 
   自分を最初からずっと侮辱してきた相手をだ!
 
   ただ俺から勝利を遠ざけたいってだけで、、、
 
 
   俺はいたい、「それ」が起きている部屋に 
 
   「それ」が起きている部屋に 
 
   「それ」が起きている部屋に
  
   俺を遠ざけたいってか
 
   「それ」が起きている部屋から
 
 
   もうこれで終わりだ、、、 
 
 
 
 
(バーが手紙を書く) 
 
 
 
 
バー:親愛なるアレクサンダーへ、、、 
 
 
   私は怒りっぽくはないが
 
   でも、もう限界だ
 
   今までの苦労を思い出してるよ
 
   君の人生と比べ続けた人生を
 
 
   どこでしくじったかを考える
 
   でもどこを探しても
 
   見えてくるのは、君からの軽蔑
  
 
   そして今、君は私に「モラルがない」と言う
 
   「危険な面汚し」とも呼ぶ
  
   言いたいことがあるなら、場所と時刻を指定してくれ
 
   面と向かって話そうじゃないか
 
 
   愛を込めて、敬具(your obedient servant)
 
   A(アーロン)・バー
 
 
 
(ハミルトンが手紙を書く)
 
 
ハム:副大統領閣下、
 
   誰もあなたを信じないのは、私のせいではありません

   だって誰も君の本音が見えないから
 
   私は自分の言葉をごまかすつもりはありません
 
   だって私は常に自分に正直でいるから
 
   たとえ君が言ったと思うことを、私が実際に言っていたとしても
 
   それならそれの何が悪いのかをもっと明確に言ってくれ
 
   ここに30年間の不和の一覧を用意したから
 
 
バー:それは結構
 
 
ハム:おい、俺はシャイじゃない、俺は違う、
 
   世間の目を背負って、ベストを尽くしてるだけだ、
 
   我が共和国のために、ケンカはしたくない、

   でも正しいことをしたのに対して俺は絶対に謝らない
 
   愛を込めて、敬具(your obedient servant)
 
   A(アレクサンダー)・ハム
 
 
 
 
バー:言葉には気をつけたほうがいいぞ、お前さん
 
   あまり自分に酔うなよ、お前さん
 
   俺への言いがかりを正しい返事に言い換えるか
 
   それとも流血の準備をするかだよ、お前さん
  
 
ハム:バー、お前の不満はもっともだ
 
   でも俺は自分の言葉は絶対に譲らない
 
   「自分のことしかやらない」、
 
   それがお前のやってることだ、
 
   俺は謝らない、だってそれは真実だから!
 
 
 
バー:よしわかった、アレクサンダー
 
   ウィーホーケンに、夜明け
 
   銃を持って、そして抜け
 
 
ハム:よしわかった
   
  
ハム:愛を込めて、敬具(your obedient servant)
バー 
 

ハム:A・ハム
 
 
バー:A・バー

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