“2014 Forest Hills Drive”のエンドクレジット。J.
Coleが自分を支えてくれた大切な人々に感謝を読み上げる。このアルバムのリリースは2014年の年末に突如発表され、その3週間後に発売された。事前のプロモーションは一切なし。にもかかわらずアルバムはアメリカをはじめとする世界各国で初登場1位を記録。12月の一ヶ月間だけで2014年に発売されたどのラップアルバムよりも高い売り上げを記録した。またこのアルバムはここ25年間の音楽業界で唯一フューチャリングなしでプラチナ認定(100万枚)されたアルバムとなった。
またアルバムのリリースを記念して大型バスで全米中のファンに会いに行く”Fuck Money Spread Love
Tour”を決行。道中大学に立ち寄り若者たちの質問に答えたり、自らの体験、夢を追うことの大切さなどを語りかけた。
近年深刻化するBlack Lives Matter運動にも積極的に参加。お忍びでデモ行進に加わったりもしている。
“Forest Hills Drive Tour”の中休み期間中にはチケット代1ドルの”Dollar
and A Dream Tour”を開催。またその期間中、ある女子高生に会うためにツアーの日程を変更した。その女子学生の両親は共に薬物中毒で刑務所の出入りを繰り返していて、彼女自身は他家で養子として育てられていた。そんな彼女がJ.
Coleの音楽を励みに勉強を頑張っていること、刑務所にいる両親の代わりに高校の卒業式に参加してほしいことなどを手紙にしたため彼に送ったところ、彼は「2年後に志望する4年制大学に合格したら卒業式に出席する」と約束。彼女はそれを見事達成し、Coleは彼女との約束を果たすためツアーの日程を変更して彼女に会いに行った。彼女に感銘を受けたColeは自らの愛読書をプレゼントし、また進学後の学費の援助を申し出た。彼女はこの日のことについてこう語っている。
「私の卒業式に合わせてツアーの日程まで調整してくれて、もう感謝の気持ちでいっぱいです。2年前に手紙の返事をもらってから、毎日この日が来ることを願っていました。彼は音楽を通じて自分の葛藤、人生をどう生きるかを多くの人に伝えています。彼はどんな困難も強い気持ちを持って乗り越えて、今のポジションにたどり着いた。今度は私の番。将来あの時の彼女がこうなったと彼が誇りに思ってもらえるような人生にしたいです」
自分に正直で嘘偽りのない彼の音楽は多くの人々にインスピレーションを与え、ファンの心を動かし続けている。
[Hook]
どこに行こうと
何をしようと
何を見ようと
何者になろうと
それは問題じゃない
それは問題じゃない
俺は気にしない、だってそれはお前には関係ないから
俺は気にしない、だってそれは俺には関係ないから
(全く問題じゃない)
お前もいつかわかるよ
[Bridge]
もっと大きな何かを感じるんだ
俺たちをつなぎとめる何かを
俺たちを結びつける何かを
おかしな感覚で、はっきりとはわからないんだけど
古くからある永遠の何かを
ずっと昔からある永遠の何かを
Love
Love
Love
Love
[Hook]
どこに行こうと
何をしようと
何を見ようと
何者になろうと
それは問題じゃない
それは問題じゃない
俺は気にしない、だってそれはお前には関係ないから
俺は気にしない、だってそれは俺には関係ないから
(全く問題じゃない)
お前もいつかわかるよ
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