第二幕(後半)の始まりです
前半ハミルトンの盟友であるフランス人のラファイエット(戦争後フランスに帰国)を演じた俳優は、
後半ハミルトンの政敵となるフランス帰りのアメリカ人、トマス・ジェファソンを演じ
前半同じくハミルトンの盟友、仕立て屋のマリガンを演じた俳優は、
こちらも同じく後半、ジェファソンと共にハミルトンを邪魔するジェームス・マディソンを演じます
第2幕(後半)
一同:17、17、1789年
バー:どうして庶子で、孤児の移民が、戦争の退役軍人に身分を変えて、
公債を増やして植民地をまとめようとしたのか?
(名誉を)奪われるまで建国の父たちと喧嘩し続けたのか?
100かゼロかだ、準備はいいか?
財務長官、ワシントンが大統領
全ての「アメリカの実験」が前例を作る
間も無く、彼に抵抗する者が出てくる
二大政党制になるまで燻らせておこう
お前はまだ彼に会ったことがないか、そりゃそうだ
だって彼は外交官としてフランスで大活躍してたから
でも誰かが「アメリカの約束」を守らなきゃいけない
簡単だ、彼を呼ぶんだ、トーマス、トーマス!
一同:トマス・ジェファソンが家に帰ってくるぞ
トマス・ジェファソンが家に帰ってくるぞ
トマス・ジェファソンが家に帰ってくる、なんてこった
彼はずいぶん長くパリにいたようだ
ジェファソン(以下ジェ):フランスは我々に続いて革命を起こしてる
もう今までの常識は通用しない
でも太陽は登るし、世界は回り続ける
俺はラファイエットが人権宣言を起草するのを手伝って
言ったんだ「じゃもうそろ帰るよ」って
地元モンティチェロに帰んなきゃ
本国での仕事が始まるよ、、、
んで何が懐かしいって?
何が懐かしいって?
麗しい我が故郷ヴァージニア、お前にキスしてやりたいよ
パリではたくさんの淑女たちとお近づきになったよ
1780年代が懐かしいぜぇ
俺は広い広い世界を旅して、ついに戻ってきたぜ
大統領からの手紙が机の上にある
カバンだってまだ降ろしてないのに
愛しのサリー、手紙を開けてくれないかい?
大統領が閣僚を集めると書いてある
俺は国務長官になるのか、いいじゃん
もう上院の承認済みだって
家に帰ってばかりだってのに、今度はニューヨーク(首都)行きか
一同:ニューヨークへ行く、ニューヨークへ
ジェ:なだらかな田園を見てみなよ、信じられないぜ
俺、たち、は、自由だ!
準備しとかなきゃな、俺を待ち構えるものに
N、Y、C 、で
でも誰が俺を新しいポジションに出迎えてくれる?
いつも咳き込んで真っ赤な顔の友ジェイムズ・マディソンか
彼は私の腕を掴んだから聞いたよ
「今この国はどんな感じ??」って
マディソン(以下マデ):トマス、我々は今、我が国の人民のために戦っている
君は我々をこの泥沼から脱出させられるかな?
ハミルトンの新しい金融政策っていうのは政府の圧政に他ならない
私は南部のために独りで戦ってきた
君はどうしてた?
ジェ:あー、えっとフランスにいたよ
マデ:我々は勝たねばならない
ジェ:何を見逃したんだ!
私がいない間にこの国で何があったんだ!
政治的深淵に真っ逆さまだ(深淵に真っ逆さまだ)
今日、初めての閣議会議がある
何を言うか考えておかないと
もう直ぐ着くぞ
どうしてこうなったか突き止めるぞ(見逃したものを)
ワシ:Mr.ジェファソン、お帰りなさい
ハム:Mr.ジェファソン、アレクサンダー ・ハミルトンです
ワシ:Mr.ジェファソン、お帰りなさい
一同:Mr.ジェファソン、お帰りなさい
ずいぶん長くパリにおられたそうですけど、、、
ジェ:俺は何を見逃したんだ??
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